”小利口”と”勇気”の話

以前、ホリエモンのTEDをYouTubeでみました。
これは、2016年のものみたいです。よければ、こちらご覧ください。

このときのすべての内容まではもちろん覚えていないんですが、この中で表現されていた「小利口(こりこう)」については、結構印象的で、その後も自分の頭の中に残っています。「小利口」という言葉は、このホリエモンのTEDを見るまでは使っていなかったというか、認識していませんでした。「お利口さん」は知ってはいましたが。

「小利口」というニュアンスを認識してからは、この世の中で、「小利口だなー」と感じることがみえるようになりました。言葉や概念を知ると、世界の見え方が変わると思うんですが、そんな感じのことです。

今日は、この小利口と勇気、というテーマで、自分なりに感じていることを書いてみたいと思います。

調べて考えて、小利口(litter smart)になる

ものすごくざっくり言うと、何も知らないバカの状態(利口でない状態)から、勉強したり調べたり考えたりして、少しずつ利口になっていくと思います(ざっくりw)。

ちなみに、何も知らない状態(子どもの状態)がバカなのかというと、そういうことでもないとは思います。知らないこと事態がバカということではなくて、知ろうとしていなかったり、知りもしないのに決めつけていたり、そういうのは良くないとは思いますが。

少しずつ利口になっていくプロセスで、「小利口」状態に陥ってしまうことって、実際無意識のうちに結構あるんだと思います。自分の周囲にいる人と比べて、想定的に賢かったら、賢い気分になって、その状態で満足してしまったり。ほんの少しの成功体験に染まってしまって、井のなかの蛙であることに気が付かないと、小利口のスタンスから抜け出せなくなってしまったり。

新しいことにチャレンジしたり、人を巻き込んだり、そういうときには、それまでの小利口が邪魔をするケースがあると思います。口できれいごとはなんとでも言えるけれど、実際の行動を起こせない、そんなことはありませんか?

さらに、「行動できないことを、他のもっともらしい理由をつけて正当化する」こんな状態になっているとしたら、気をつけたほうがいいですよね。本人は、なかなか気が付きにくいかもしれませんが。

ブレストのmtgをしたり、新商品開発とか新規事業の会議とか、いろんなシーンで、こんなことを聞いたりします。

「ターゲットがシャープじゃないので、そこを明確にしないと意見が出ないですよね」
「そもそも目的が曖昧なんで、考えようがないです」
「生徒主体の学びが大事なので、基本的に大人は何もしないようにしています」

どの発言も、すごく大切な視点だと思います。ターゲットはシャープなほうがいいし、目的も明快な方がいい。大人があれこれ全部しすぎないほうがいい。どれもすごくいいことですよね。

っで、大切なのは、「その一般論」と、「その中で自分がどう行動するか」だと思うんです。ターゲットがシャープでないと感じるなら、自分なりのターゲット像はどういったものなのか、競合はどういうふうに設定しているのかを調べて共有をしてみる、そんなこともできると思います。

生徒主体の学びを引き出すために、大人が何もしないようにしているとしたら、逆に何をするために子どもと関わる場所にいるのか。しないこと、とすることの境目は何なのか。

それっぽい発言をすることで、行動しなくても良い、アイデアを出さなくても良いような状況になってしまっているとしたら、すごくもったいないことだと思うので、そこは気をつけていきたいですよね。

弱い自分を守るのか、さらけ出すのか

チームの仕事においては、冷静に、小利口(お利口)に的確な発言をしてくれる人も必要です。なので、小利口が悪い、と思っているわけではありません。しかし、本人が小利口のままでいいと思っていないとしたら、その状態に気づいて、次なる一歩を踏み出したほうがいいなと思います。

これからは、「自ら行動して、失敗から学びとることができる人」が求められていくような気がします。全員がそうなる必要はないとは思いますが、わざわざ挑戦しなくても生きていける時代だからこそ、そういったスキルやスタンスは、より一層大切になって、差がつくところじゃないかなと思います。

頭では一生懸命考えて利口なことを言って、実際の行動では泥臭く愛嬌を持って取り組んでいく、このバランスを大切にしていきたいですね。どんな仕事だって、頭だけで考えておしゃれに簡単に完了できるものではないと思います。考えたようには最初はできない、だからこそ練習したり、経験を積んだりするんだと思います。

自転車には最初から乗れない、けど練習を積み重ねることで、意識せずとも自転車を乗りこなすことができるようになる。転ぶのは痛いし恥ずかしいかもしれないけど、みんなそこを通ってきている。危なかったら、手を差し伸べてくれる。

夢に向かってチャレンジしたり、自分の想いをカタチにしたり、そういうときには、ぜひ一歩踏み出す勇気を持ってほしいなと思います。そういう人を笑ってバカにするのではなく、手を差し伸べて一緒に取り組んでいく、そんな人でありたいと思います。

慣れることが大切

根性論で、勇気出して行動しろ、というほどのことではありません。きっと、「慣れ」なんだと思います。自転車も、少しずつ慣れて乗れるようになっていくように、勇気を出して行動することも、ちょっとずつの慣れ、なんだと思います。

逆に、早めに慣れておかないと、大人になりすぎてからだと余計にハードルが上がってしまいます。「今から始める」がいつだって一番早いときです。始めるのに、おそすぎることはありません。

今日から、何か勇気を出して、一歩踏み出してみませんか?できないかもしれない、うまくできなくてへこむかもしれない、でも、だからこそやってみませんか?やり始めないと、それができる日はこないです。

自分も、がんばります。

じわじわすこしずつ、一緒に。

おずもっ!

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