こんにちは、Colorbath吉川です。
先日、「これからの”働く” ナンデモオンライン座談会」を開催しました。これから就職を控える大学生を中心に、オンラインで双方向・インタラクティブな座談会になりました。
すごく楽しくてあっという間で、まだまだ話足りない事態になったので、また近いうちに開催していきたいと思います。
その時に感じたことを、椎木さんが投稿しています。
学生団体所属→休学の時代
”時代”というほどの話でもないかもしれませんが、本当に「休学」を選択する学生が増えたなーと感じています。今回のオンライン座談会では、9割くらいという、ほとんどの学生さんが休学していて、かつ海外に留学してたり、長期でインターンで活動していたり、という学生さんたちでした。
自分が学生時代には考えもしなかったような感じで、「わー時代が変わったなー」なんて思ったりしていました。実際、みなさんも「ポジティブに休学する人って増えたよね」とか、「インターンはするっしょ」みたいな感じもあるかもしれません。
さくーっとですが、どれくらい休学ってしてるのかなーと思って文科省のページを調べてみました。最近のデータまでたどり着けなかったので、数年前のデータにはなりますが、ざっくり約7万人くらいの学生さんが「休学中」という感じのようです。10年20年くらいのスパンでみると、以前よりは増加傾向にあるみたい。ただ、ここ数年ではほぼ横ばいかむしろ減少もしている、とのことでした。
(国公立大学の学生さんの休学者数も多いようです。休学しているときの学費負担が厳しくない、とかそういったことも影響しているようです。)
ということで、「休学増えたなー」と最初は思っていましたが、自分が関わる学生さんが、休学をするような学生さんになった、というほうが実態に近いのかな。休学する理由や背景が変わってきた、というのはあるかなと思います。
「このまま就職してしまったら…」

- これから働く会社や業界を決められない
- 「これがやりたい!」というのを見つけられていない
- 社会のことを知らなさすぎる
- 世界のことをもっと知りたい
- 就職してしまったらできないことをやっておきたい
みたいな感じで、就職してしまう前に、もっといろいろやっておきたい、みたいな気持ちもあるようです。このまま就職してしまうのは、なんだか不安だと。
そんな気持ちを、実際に休学していろんな活動をしたり人の話を聞いたりという行動を起こすことは、素晴らしいことだなと思いました。動かないと何も始まらないし、動いて見て聞いて体感して、そのプロセスをへて自分自身を向き合い、自分の決断に自分自身が自信を持てるようになる、それが大切だと思います。
一方で、働いてからのことについても、学生さんに伝えたいなと感じたことがあります。それは、社会人になってからでも、「休学」のように時間をとって立ち止まったり考えたりする時間もとれるし、とろうよ、ということです。
1つの会社でずーっと働かないといけないわけでもないし、転職とか休職とか、いろんな選択肢がある。想いをこめすぎて、視野がせまくなって1つの会社に没頭しすぎてしまうことも、もったいないなと思います。
休みをとりにくい、転職は不安、まとまった時間がなさそう、みたいな気持ちもあるかもしれません。でも、それを実行に移せるかどうか本人次第で、休学する、というものと同じような意思決定でできるんじゃないかなと思ったりしています。

これからの時代、無意識な思い込み(Unconcious Bias)や、なんとなくの不安を自覚して、それに勇気をもって対処していけるかどうかで、生きていく人生は変わっていくような気がします。
- そのためには、実践者のリアルな情報や体験談を自分が直接聴くこと(≠ネットやメディアの情報だけを無批判に信じること)
- 余裕があるときに、勇気を出してトライすること(=休学して挑んだり、会社員のときに副業したり)
- 理解ある仲間を持つこと
Colorbathでは、「誰もが自分らしいライフスタイルで生きていける社会の実現」を目指しています。今後も、キャリアについての考え方、体験談にふれられるようなイベントを行っていきます。
また、実践者の集いとして、オズモラボという研究所をオープンしています。日々実践したこと、外では言えないリアルで生々しい話をシェアして、より良いアクションをともに考えています。興味がある方は、ご連絡ください。
では、オズモっ!
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