universeからpluriverse/multiverseの時代へ
宇宙は英語でuniverseですね。ところがどっこい、どうやら宇宙はuniverseではないかもというのが最近の宇宙物理学の理論の一つです。そのような宇宙はmultiverse(多元宇宙)と呼ばれます。さて、これは何かと…
宇宙は英語でuniverseですね。ところがどっこい、どうやら宇宙はuniverseではないかもというのが最近の宇宙物理学の理論の一つです。そのような宇宙はmultiverse(多元宇宙)と呼ばれます。さて、これは何かと…
デザイナーの重要な仕事の一つに、境界を決めるというお仕事があります。この境界を決めるという感覚を意識すると、みなさんの日常は絶対楽になりますよ。 真っ白なキャンパス さて、こんな例を考えてみましょう。あなたは4人の友達と…
デザインの世界では、向井周太郎先生がデザインの専門性を、「専門性がないのが専門だ」と定義しています。こういうのは、メタ思考といいます。デザイナーがよく発揮する能力の一つが、このメタ思考のアイデアです。 問題をなかったこと…
今日は、デザイナーに特有な態度や姿勢について話しましょう。いくつかある中で一番初めに紹介しておきたいのが、デザイナーには「現象に真摯に向き合う」ことが求められるということです。 現象に真摯に向き合わない状態 まずは、現象…
以前の私の記事で、アクティブラーニングでは「あるものは絶対にあるんだ!」という考えは邪魔であるという話を書きましたが、今日は、絶対どころか客観というもの自体存在しないという考え方があるというお話をします。今日もいつもの通…
無関心は良くないことだと良く言われます。それって本当?私は、日常的に使用される無関心という言葉には、「関心」と「干渉」の2つの現象がごちゃ混ぜになっているように感じます。関心を持つことは大切です。しかし、多様な現代では、…
向井周太郎先生の本を読んでいると、ふと記事を書きたくなったので、今回は美的感覚について書いて見ます。以前の記事でアブダクションについて書きましたが、向井先生はこのアブダクションには美的感覚が重要であると述べています。アブ…
著名なデザイン研究者のDonald Schönは、「デザインとはReflective in Actionである」と言っています。 これは、デザインという人間の根源的営為は常に自分自身をリフレクション(内省)しな…
一流のデザイナーの人の中では、やたらと音楽やダンスをやっている人が多い。職業別割合を見ると、すごい高いのではないかと思う。起業家もよく似てて、音楽やダンスしている人は多いですね。これは偶然だと思いますか?いえいえ、音楽や…
存在論と認識論の続き 前回の記事で存在論と認識論に触れたので、今回もその話をします。タイトルにある、knowing、acting、beingとは、「知ること」「行動すること」そして「自分自身の存在」を意味しています。教育…