「生き方」は変化する

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川上賢一

1998年生まれ。兵庫県出身。物心ついた頃には、目立ちたがり屋で社会課題に関心ありと、少し変わった少年時代を過ごす。大学入学後は、1年間休学して、フィリピンにて教育支援に携わる。趣味は動画投稿、歌うこと。フィリピンで1000人の前で歌唱経験あり。しかも2回。

「生き方」についての本や動画を見ていると、大体2つの「生き方」が紹介される気がする。

1つ目が、いわゆるビジョナリーな生き方。これは、何かしら人生の目標だったりを決めて、それに向かって突き進むトップダウン的な生き方だ。

そしてもう1つが、その場その場のやりたいことにフォーカスする生き方。この生き方は、堀江貴文さんだったりに象徴される気がする。あ、スティーブ・ジョブズとかもそうかも。今やりたいことに集中して、成果を積み上げていくようなボトムアップ的な生き方だ。

そして、この文章をツラツラと書いているワタクシ川上は、紛れもなく前者の生き方であった。

目標に向かって突き進む

ワタクシ川上は、小学6年生の頃、「国境なき医師団」に入りたいという夢を持った。理由としては、世界で困っている人を助けられるような人になりたいと思ったからだ。

そこから、中学に入学し、なぜか算数から数学へと名称変更された途端に、数学が苦手になった川上は、医師になるのは無理だと判断し、NGOの職員になろうと考えるようになった。職業は変わっても、その職業を目指す理由(ビジョン)は変わらなかったから。

そこから中学、高校と、英語はしっかりと勉強するようになり、大学でも、英語は毎日勉強。結果的に、留学等を一切挟まずに、ある程度英語は話せるようになった。

特に大学に入ってからは、英語やら社会課題の勉強で毎日5時間寝れたら良い方という生活をしていたにも関わらず、メンタルを病むことなく頑張れたのは、紛れも無く、「NGOの職員として働いて、世界で困っている人を助けられる人になるぞ」というビジョンがあったからだと思う。

そんな感じで、ビジョナリーな生き方には、割と大変なことでも頑張ろうと思えるパワーを与えてくれると感じている。

そして大学3年の時に、休学して、NGOの海外インターンとしてフィリピンに飛び立った。

夢(ビジョン)なくなる

1年間の活動を終え、フィリピンから帰国したワタクシ川上は、心から素直に「世界で困っている人を助けたい」と思えなくなっていた。

そう、夢がなくなってしまったのである。

正直、なんでそうなったのかいまだに理由はわかっていない。というか、色々思いつく理由がありすぎて、塵も積もれば山となる的な感じになったのだろう。

そして、正直そこからが生きるの大変すぎた。

特に、帰国したらもう就活という時期だったので、「何がやりたいか」とか「どうなりたいか」を考えないといけなかった。

けど、「やりたいこととかなんもないし、こうなっていきたいとかなんもないわ」というのが本音だった。

今振り返ると「当たり前やん」と自分を嘲笑うこともできるけど、当時はとにかく焦っていた。

そんな中で、やりたいこととか、なりたい姿を自分の中から作ろうとしたけど、当然そんなものは意図的に作るようなものではないわけで、何も出てこなかった。

特に、これまで10年以上、「NGOの職員になって世界で困っている人を助けたい」という夢を公言して、それに向かって努力するビジョナリーな生き方をしてきたからこそ、ビジョンがないというその事実が自分からしたら緊急事態宣言で、何の為に生きればいいのか分からなくなってしまった。

これがなかなかに辛かった。

就活もインターンには参加してたけど、面接となると、どうしても嘘を付いている感覚で、とても続けられなかった。

新たな夢、見つかる

結果的にすぐやめてしまったから、夢と言えるような大層なものではないが、こうなりたいというのは見つかった。

それが「YouTuber」だった。昔から、真面目ではあったけど目立つのが好きで、面白いことを考えたりするのは好きだったからだ。

それでとりあえず戦略的にTikTokの方がバズりやすいかと思って、動画を作ってみたら、やり始めて1、2週間で数万回再生を超える動画を5本ほど作れた。けど、それは顔出しとかはしてなかったから、顔出しでバズりたいなと思い始め、YouTubeで顔出しの動画投稿をし始めた。

が、全くこれが伸びなかった。シンプルに1人で面白いものを作ることが難しかった。だから、仲間が必要だと思って、ジモティの「YouTuber募集」みたいなのに応募してみたり、逆に自分がジモティに募集を出してみたりしたけど、どちらも連絡はなかった。

けどそこで諦めるのは何だかシャクだったから、目立ちたがりが集まりそうな芸能事務所のオーディションを受け始めた。オーディションなんて受けるのは人生初めてだったし、かっこいい子や可愛い子がいる中で受けるのは何だか場違い感が半端なかったけど、過去に動画をバズらせた経験を買ってもらって2つの事務所に受かった。

それで、片方の事務所で、事務所全面バックアップのYouTuberグループをプロデュースするプロジェクトが走っていて、運よくそのメンバー候補に選ばれた。正直その時は、「このままYouTube1本に絞って、絶対成功しよ」と思ってた。

けど人生そんなにうまくいかないものである。実際に、他のメンバー候補とプロデューサーの方と食事会をした時に、「あ、このメンバーでは絶対に伸びない」と直感的にも、論理的にも思った。

それで、その事務所に所属するのはやめた。

そこで何でか分からないけど、「もう策がない」と思った。ぶっちゃけ他の事務所をさらに受け続けるとかそういう選択もできたはずだけど、素直に策が尽きたと思った。そこまでの思いだったと言われれば、きっとその通り何だと思うし、中途半端だと言われても反論はない。

けど、これが結果的にいい方向に結びついた。

何もないなら探せばいい

「NGO職員になって世界で困っている人を助ける」という元々の夢を素直に語れなくなり、「YouTuberになりたい」という思いも今叶えられる策はないとなった時に、良くも悪くも吹っ切れた。

「昔みたいに夢はないけど、現実、生きていかないといけないわけで、これから見つけたらいいか」と心が軽くなったのである。人生かけてやりたいこととかそんな大層なものは何もないけど、ちょっと興味があるものに手を出し続けていく中で、以前持っていたような夢も見つかるのかなと。

数年前に見た、スティーブ・ジョブズの「スタンフォード大学卒業公演」を見返すと、なんかめっちゃ心に刺さった。数年前は、頭で理解する程度だったけど。

そんな感じで気づけば自分は、ビジョナリーな生き方から、とりあえず今関心があるものを取り組んでみるというボトムアップ的な生き方に変わっている。

きっとビジョナリーな生き方にもボトムアップ的な生き方にも、それぞれの良さがあって、ライフステージにおいてコロコロ変わっていくものなんじゃないかなと感じる。だから今は、人生初のビジョナリーではない生き方を楽しんでみようかなと思っている。

色んな生き方があっていい

という感じで、最近の川上はこんな感じです。

もしかしたら、僕と同じように、「何かしら夢があったけど挫折したりして夢がなくなってどうしよう」という人がいるかもしれません。

基本的にそうなると焦ると思いますが、「だったら、また夢見つければいいか」と楽観的に捉える方が前に進める気がしています。

ビジョナリーな生き方がいいとか、ボトムアップな生き方がいいとか、色々言われてはいますが、結局どんな生き方も自分が幸せであれば何でもいいんだと思います。

このブログが、これから先、どうやって生きていけばいいんだろう、と思っている人の役に少しでも立てたらいいなと思います。

p.s.)ボトムアップ的な生き方になってから、周りから、「前話した時はこう言ってたやん」的なことを言われるのがまだ辛いです。笑 けどまあ、しゃーない。

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