コミュニケーションにおける「負け顔」

ABOUTこの記事をかいた人

那波多目健太

1996年生まれ。東京都出身。環境問題への関心から東北大学では農学を専攻。大学院進学後、休学を決意し環境負荷の少ない農業を実践する㈱坂ノ途中とNPO法人Colorbathで1年間のインターン。2019年度末に大学院を中退。現在、お野菜をオンライン販売する京都発の企業に勤務中。

今日は、キングコングの西野さんが毎日配信している、音声メディアVoicyを聞いて考えたことを書きます。

聞いたのはこれ↓
勝ち組になりたければ○○を持て

まあタイトルがちょっと刺激的ですが笑、内容を聞くとなるほどなぁと思ったので、ここで共有します。

「負け顔」とは?

結論から言うと、○○の部分は「負け顔」です。

「負け顔」というのは、負けているときの顔のこと。
西野さんは次のような感じで説明してます。

例えば、あなたが誰かをイジるとき、

A君は、むきになってそのイジりを否定してくる
一方、B君は、やられた感を出して場を楽しませるリアクションをする

このときのB君にあるのが「負け顔」。

ここだけ切り取ると、B君のように都合のいいやつなれと言っているように聞こえるかもしれないが、そうではない。

また別の機会に、A君とB君の意見を聞く場面があったとき、おそらくあなたはB君の意見を聞き入れるはず。

もちろん、意見を聞くと言っても色んなケースがあるので、いつでもA君の言うことよりもB君の言うことを優先するってことはないと思いますが、
場の空気を見極めて、ときに負け役に回れる人の意見が説得力を持つことは確かだなと感じました。

「負け顔」は余白のデザイン

コミュニケーションにおける「負け顔」をもう少し突き詰めて考えてみます。

個人的に「負け顔」を出すには、2つのポイントがあるかなと思ってます。

  1. 心の余裕と視野の広さ
  2. 相手が付け入る余白を与えること

1つ目については、読んで字のごとくという感じですが、
負け役に回るときには、自分の失態や弱さ、恥ずかしさなどネガティブな部分をさらけ出すことになるので、心の余裕は大切です。
(余裕がないと、おそらくキレます笑)

そして、どのタイミングで自分が負ければ場の空気が和むかを察知する必要もあるので、視野の広さも必要です。

本題は2つ目。
負けることで場が盛り上がるためには、

自分が負け顔を出す。

そして、

周りの誰かがその負けを拾う。

この2つが揃うことが必要です。

「負け顔」を出す際には、周りの人が入ってきやすい余白をつくれるかどうかがカギになります。

じゃあ、余白って何かというと、

例えば、誰かに褒められて、

「まあ、おれ天才なんで。」

ってちゃらけて冗談で返す場合と、

「いつも自分はこう考えていて、常にこうやって行動するようにしていて、その結果なんで当然です。」

って淡々と返す場合。

誰が言うかや、言い方にもよりますが、前者の方が周りの人はリアクションしやすいはず。
このリアクションしやすさ、ツッコみの余地みたいなものが、余白です。

人は感情に左右される生きもの

結局のところ、人は良くも悪くも感情に左右される生きものです。

どれだけ冷静に、論理的に判断しても、最後に残る論理だけでは説明できないグレーゾーンは、直感や気持ちといった部分に頼りがちです。

同じ商品があったら、最終的には誰から買うかが決め手になるし、
同じ言葉をかけられても、誰に言われるかで響き方に雲泥の差がでる。

「好きなことを追い求め続けろ!」

って、スティーブ・ジョブズに言われるのと、知らないおじさんに言われるのでは違いますよね?
そんな感じ笑。

この最後の最後、論理では説明のつかない感覚の部分に作用するのが、その人の「信頼貯金」で、
この「信頼貯金」を増やすために、「負け顔」は効果てきめんなんじゃないかな、なんて思います。

ちょっとの痛みや恥ずかしさを捨てて、自分が負け顔を見せてみる。
すると、相手は信頼してくれるようになるし、相手から負け顔を見せてくれるようになったりもする。

まあ、なんとなくの肌感覚ですが。。笑

コミュニケーションの潤滑油「負け顔」を、みなさんもぜひお試しあれ~。

(1516字)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です