想像力の養い方

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那波多目健太

1996年生まれ。東京都出身。環境問題への関心から東北大学では農学を専攻。大学院進学後、休学を決意し環境負荷の少ない農業を実践する㈱坂ノ途中とNPO法人Colorbathで1年間のインターン。2019年度末に大学院を中退。現在、お野菜をオンライン販売する京都発の企業に勤務中。

Hafa Adai!
みなさん、こんにちは!
ブログ毎日更新7日目です。今日で1週間です!

言いたいことをわかりやすく伝えようとすると、色々説明を付け加えたくなってしまう。でも、色々言い過ぎると逆にわかりづらくなってしまう。
その狭間で揺れているなばためです。

簡潔でわかりやすい、スマートな文章を書けるよう心がけます!

今日は、「想像力の養い方」というテーマで書きたいと思います。

なぜ想像力か?

私はこれまでにも、違うから、人は人を想うごみはどこへ?で想像力の大切さを主張してきました。
私が想像力にこだわるのは、近年、ネットワークの発達に伴って想像力の欠落が蔓延していると思うからです。

では、なぜ想像力が大切になるのでしょうか。

最近は情報通信技術や輸送手段の発展によって、いつどこにいても世界中の人と繋がれるようになり、世界中のものが簡単に手に入るようになりました。
しかし一方で、SNS上での誹謗中傷が頻発したり、コーヒーやチョコレートの生産者が十分な収入を得られなかったりしているのも事実です。

それらの事実を知ったからといって現状がすぐに変わるとは思いませんが、知らず知らずの内に相手を傷つけてしまったり、搾取に加担してしまったりするのは非常に恐ろしいことです。

SNSでつながった相手の気持ちを正確に理解したり、コーヒーやチョコレートの流通経路を詳細に追跡したりするのは難しいことですが、そういった直接は見えない部分に想いを馳せる能力は大切になると思います。

事実を教えても想像力は養われない

コーヒーのサプライチェーンについての授業風景

と、思いつつも想像力ってどうやって養うのだろう?という疑問はずっとありました。

「SNSでの一言が思いもしない影響を及ぼすことがある。」
「流通経路の中にはこれだけ多くの人が関与している。」

口で説明することにも多少は効果があると思いますが、それでは知ることはできても体感的にわかることにはつながらないのかなと思います。
ネパール滞在中に、現地の学生にコーヒーのサプライチェーンについて講義形式で説明してみましたが、これでは「へえ〜、そうなんだ。」で終わってしまうだろうなという感覚でした。

もちろん伝え方の問題はあると思いますが、想像力は事実を教えたからと言って身につくものではないのだなと感じました。

五感に訴える

コーヒーの授業では、説明の後に実際にハンドドリップで淹れたコーヒーを提供しました。
ネパールのカフェは最近増えてきているものの、まだインスタントコーヒーに砂糖をたっぷり入れて飲むスタイルが一般的です。

そんな子どもたちが、苦いコーヒーを飲んだときの反応が思ったよりもよかったのです。
コーヒー豆の産地を聞いてくる子、険しい顔をしながら美味しいと答える子、苦いけど意外とイケるという子…

コーヒーというものとの出会いに、好奇心をくすぐられているように見て取れました。

このとき、五感に訴えることの大切さに気付かされました。

生豆と焙煎豆

そして、ネパールからの帰国後にもう一つ、五感に訴えることの大事さに気付かされる出会いがありました。

OQTAとの出会いです。
OQTAは、IoTの鳩時計です。
仕組みは、専用アプリのボタンを押すとインターネットに接続された鳩時計の鳩が鳴くというシンプルなものです。
最初はそのシンプルさに「え、それでどうなるの?」と思いましたが、説明を聞いて納得しました。

OQTAでは、ボタンを押す人と鳩の鳴き声を聞く人が、音一つでそのひとときを共有することができます。
メッセージや手紙、電話などでありのままの思いを伝えることも素敵なことですが、音一つでお互いに想いを馳せる状態を作り出せることに感動しました。

IoTでありながらも、鳩の鳴き声にはアナログのふいご式(蛇腹状のエアポンプに空気を送り込むことで笛がなる仕組み。)を採用しているところにもアート的な良さを感じます。

情報を与えすぎない

想像とは、直接見えないものに対して想いを巡らすことです。

サプライチェーンやSNSの影響を事実として伝えることも大切ですが、想像力を養うにはやはり自発的に想いを馳せる体験をしてもらうことが大切だと思います。

自発的に想いを馳せる体験にとって、情報量が多すぎることは返って想像する機会を奪いかねません。
その面でも、五感に訴えることは一つの有効な手段なのではないかと思います。

与えすぎは良くないが、絶妙なきっかけは与える。

そのためには、五感をフル活用してもらうこと、アート的な要素を取り入れることが重要になるのかなと思います。

右脳に訴えかけて想像力を掻き立てる。

そんな機会を作り出したい!!

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