今の若者はITに強いのだろうか?

ABOUTこの記事をかいた人

とみー

人生の半分を海外で過ごし、アメリカ、イギリス、日本の教育で育つ。1年間ネパールの農村部で英語、数学を教えていた。大学院では脳科学を専攻。現在は教育系の企業で高校教育に携わる。 将来は日本だけではなく、世界の教育を良くすることを目指して、日々勉強中。いろんな教育の形を受け入れ、気付きや学びをたくさんの人と共有したいと思います!

先日仕事である高校を訪れました。
私の会社では生徒が使えるウェブサービスがあるのですが、「ログインができない生徒が何名かいる」ということでヘルプに向かいました。

若者はITに強いのか?

私が高校生の時は、学年で数人ほどスマホを持ち始め、大半はガラケーでした。
自分もガラケー高校生でしたが「受験のときにスマホを持ってなくてよかったなー」なんて今は思ってしまいます。
そんなスマホを持っていなかった自分の高校生活に比べると、今の高校生にとってスマホは手放せない存在になっていますよね。

なので大人が「今の若者の方がよっぽどITに詳しいだろう」と思うことにも違和感はありません。
自分は「パソコンなんて難しくて触れません世代」と「中高時代はスマホを持っていて当たり前世代」の間にいるので、パソコンもスマホもどちらも問題なく使えます。
そんな私でも「やっぱり今の高校生は自分よりも一日のスマホ使用時間は長いだろうし、自分よりもIT全般を使いこなせるんだろうなー」と思っていました。

目の当たりにした生徒の実態

今回のログインにあたり、生徒がやるべきことは、
①サイトにアクセス
②パスワードを設定
③アドレスを登録し
④メールを受け取り登録完了。
ネット上でサービスを使う際に行う典型的な作業ですね。

教室に入り、もう一度みんなではじめから登録を試みると、
「ネット検索ってどうやってするの?」
「インターネットってなに?」
「アドレスは知ってるけど、メールってどうやって確認するの?」
と質問が次々と出てきました。

はじめは驚きましたが、生徒のスマホの操作を見ていると、なんとなく状況が分かってきました。

今の高校生はパソコンよりも先にスマホを手に取り、スマホに慣れていきます。
学校の情報の時間で学ぶ「ソフトウェア、OS、インターネット」が自分のスマホにも関連していることとして結びついていないのかなと思いました。
スマホで開けるツイッター、インスタ、ユーチューブのアプリはそれぞれがブラウザー上ではなく、ただそれぞれが独立して自分のスマホの中に存在してる感覚なのではないかと感じました。

社会が変われば教育も変わる

改めて、これだけ社会が変化している中で、教育も変わっていかなければいけないと感じました。
プログラミングのように新しく学ぶものを増やしていくだけではなくて、これまでの基礎・基本であっても今の時代にふさわしい形にアップデートしていく必要があります

自分とは全く違う生き方をしてきた人の考え方を理解するのは難しいです。
だからこそいろんな世代の人がコミュニケーションを取り合うことが大切ですね。

「あの人には話が通じない」ではなくて、「どんな背景があってこう考えるんだろう」というように、ひとつひとつ障壁を取り除いていく。
そしていろんな世代の人が話に加わることで、架け橋のようにみんなの理解も繋がるのかなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です