タンパク質危機を藻が救う!?

ABOUTこの記事をかいた人

福本 朱理

静岡県伊豆長岡出身。東京農業大学4年生。日本国内での農業実習や農家レストラン勤務の経験から、第一次産業に魅せられ、農家さんへの尊敬が膨れ上がり、農業に貢献すると決める。 大学3年次にColorbathインターン生としてネパールに1年間留学し、コーヒー事業に携わる。 e-Education元国内インターン。 海、和服が好き。最近はワインも好き。もちろん食べることは好き。女性のキャリアにも興味があり発信していきたいところ。気ままに執筆しますがよろしくおねがいします!

こんにちは。あかりです。
今回は、農業系の記事を書こうかなと思います。

最近私が注目している(世界的にも注目されている)のが「藻」です。
農業で藻?食べ物?よくわからないですよね。

タンパク質危機

食や農業を取り巻く問題は時代を問わず常にありますが、近年世界的に注目されている問題の一つが「タンパク質危機(protein crisis)」と呼ばれるものです。

所得の向上とタンパク質の消費量には正の相関関係があり、世界人口の大半を占める発展途上国の所得水準が上昇している今、急激にタンパク質需要が増え、供給が追いつかなくなると予想されるのです。

更に、現行のタンパク質生産は主に、畜産と漁業によるものですが、畜産業による地球温暖化の問題や、漁業の乱獲による海洋資源枯渇の問題があります。

現行のタンパク質生産を続けているだけではタンパク質の供給が需要に追いつかないだけでなく、生産土壌となる地球環境そのものを破壊してしまうのです。
このタンパク質危機は、これから私達の食生活にも影響を与えることになるでしょう。

国連専門機関FAO(Food and Agriculture Organization)では、昆虫食が新たなタンパク質源として提唱され、新しいタンパク質源を生産するスタートアップ企業は世界中で多額の投資金を調達しています。

藻の魅力

そんな中、新たなタンパク質源として注目されているものの一つが「藻」なのです。
従来の、タンパク質源となる食材に変わって注目されているものは藻以外にも昆虫、培養肉(動物細胞を培養して作られた肉。cultured meet、クリーンミート、人工肉、ラボ産肉とも呼ばれる)、大豆などがあります。

その中でも藻はタンパク質の生産性が高いことやタンパク質含有率が高いこと、水資源の必要量が少ないこと、二酸化炭素を固定できることなどが大きな魅力なのです。

更に、昆虫食や培養肉に比べて、食品としての拒絶感も少ないのではないかと個人的には思っています。

食を支えるということ

食の問題は誰もが関係する問題である一方、食料供給が途切れることは国家としても致命的なので、供給量が足りなくて飢えるということは、国家存続の危機に陥らない限りはまずありません。
つい最近起こった自然災害による被害も、農業に打撃を与えているのに、そのことに危機感を持つ人は多くないと思います。

「この先タンパク質の供給が追いつかなくなる」と言っても、そんな未来に不安を覚える人はほとんどいないでしょう。
しかし実際には、食の未来を見据えて研究開発に打ち込む人がいて、毎日生産に励む人がいて、私達の食生活は支えられ、私達は食べたい食材を選択することができているのです。

「藻」という未来の食を、ぜひ想像してみてください。
それと同時に、今私達がスーパーマーケットで食材を品定めできているという日常について考えていただけたら幸いです。

▼藻類ビジネスの情報サイト
https://modia.chitose-bio.com/
  タンパク質としての藻類の可能性
   https://modia.chitose-bio.com/articles/40/
  食品としても注目される藻類
   https://modia.chitose-bio.com/articles/algae_and_food/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です