自分の小さな「ハコ」から抜け出す方法

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ゆっきー

1995年生。岩手県出身。大学では小学校英語教育を専攻。大学在学中にネパールで1年間インターンシップを経験。現在は、岩手県の高校で英語教員として日々奮闘中。趣味:筋トレ、動画編集、youtube研究

こんにちは。ゆっきーです。

あなたも「ハコ」に入っているかも?

突然、上司や先輩から「あなたには重大な問題がある。」と言われたら皆さんどのような反応をしますか?

怒って先輩にコップの水をかける?
それとも「確かにそうだよな」と思って内省する?人によって反応は異なるでしょう。

もしあなたが「何考えているんだあいつは」と怒ったとしたら、自分もしくはその上司や先輩が「ハコ」に入っている可能性があります。

「『ハコ』に入っている」とは人によってイメージが異なると思いますが、私の中では自分のことを第一優先で考え、周りを見られなくなっている状態
あるいはベクトルが自分に向いているせいで、他人のことを考え行動できない状態です。

そこで今回は、人はなぜ「ハコ」に入ってしまうのか。そして、どうしたら「ハコ」から抜け出せるのか。について考えていきたいと思います。

私の「ハコ」に入ってしまった経験

私自身の経験から、なぜ人は「ハコ」に入ってしまうのか考えていきます。

私がまだ大学生だった頃の話です。海外でインターンをしていた時、日本の大学生が参加するフィールドワークにアテンドしたことがあります。

参加した大学生はそれぞれ高い意識を持って参加しているものだと思っていました。
しかし、いまいち観光客気分が抜けていない様子が見られました。

「参加者が成長できるように、何か手を打たなければ」と思った私には二つの選択肢がありました。
一つは、その感情を尊重し参加者に声をかけ成長のアドバイスをすること。もう一つは、自分の感情に背き、何も言わないことです。
私がとった選択は後者でした。私は「自分への裏切り」をしてしまったのです。

さて、自分への裏切りをした私の気持ちはどのように変化したでしょうか。
まず私は「優しい先輩」「よき友」「被害者」「器の大きい人」というレッテルを自分自身に貼りました。つまり自己正当化です。自分はこんなことでは怒らないよ、だって器の大きな人間なんだから、といった具合に。

次に私は参加者を「怠け者」「成長意欲がない」「鈍感」などと決めつけ非難します。そもそも高いお金払ってきて、こんな態度とるあいつらが悪いんだ、といったように相手を責め始めます。

なぜ我々は自分の「ハコ」に入ってしまうのか?

ここまでを少しまとめてみます。

まず、私は自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動をしました。自分自身への裏切りです。
いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになります。周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を歪めて見るようになります。

自分自身を正当化し、現実を歪めて見るようになる状態が「ハコ」に入っている状態だとすると、「ハコ」に入ってしまう根本原因は自分の感情に背くことだと言えます。

私が成長のチャンスを逃すまいと声をかけるという選択をしたら、自分のことを「器の大きい人間」と偽る必要もなければ、参加者のことを「成長意欲がない」と批判することもなかったのですから。

「ハコ」に入ると起こる4つのネガディプポイント

「ハコ」に入ることで様々なマイナスな影響が生じます。

1 本来の目的ではなく相手を貶めることが目的になってしまう

私の挙げた例でいうと、本来は「相手の成長を助けたい」が目的だったのに、いつの間にか「成長意欲のない」参加者を責める方に向かう可能性があります。

2 自分だけでなく相手もハコに入れてしまう

人間は人のことをよく見ています。学校で勤務しているとそのことを痛感します。生徒は先生の小さな変化に気づきます。それは外見だけでなく内面の変化にもです。「ハコ」に入っている人の話を誰が聞きたいと思うでしょうか。

3 周囲の人を敵・味方に分けてしまう

「ハコ」に入った人の視野はとんでもなく狭くなります。自分のハコに合わないものは敵とみなし、いつの間にか本来あるはずのない敵・味方の境界を作ってしまいます。

4 ハコから出たくなくなる

自己正当化した自分は完璧で理想的な存在です。そんな完璧な自分に酔いしれると、いつの間にか自己正当化した自分が本当の自分だと勘違いしてしまいます。そうなると「ハコ」の中に居心地が良すぎて外に出たくなくなります。

「ハコ」から抜け出す方法

それでは、自分の小さな「ハコ」から抜け出すには何をしたらいいのでしょうか。

まずこの問いは二つに分類されます。
一つは「どうしたらハコから抜け出せるのか」
そしてもう一つは「ハコから抜け出した状態をどうやって維持できるか」です。

どうしたらハコから抜け出せるかという問いへの答えは非常にシンプルです。

どうやったら「ハコ」を脱出できるかという考えを持った時点で人は「ハコ」から出ることができます。

つまり、自分自身への裏切りに気づき、自分が「ハコ」に入っていることを自覚することが「ハコ」から出るためのファーストステップだと言えます。

ただ、一旦、「ハコ」から出られたとしてもすぐにまた「ハコ」に篭ったのでは意味がありません。それに全員に対して「ハコ」の外にい続けることは難しいです。私も仲の良い友達であれば外に入られますが、両親との会話になると「ハコ」の中に篭ってしまいがちです。

もう一つ、「ハコ」の外にい続けるためのポイントは「ハコ」の外に出た形の人間関係を一つでも持つことです。

「ハコ」は常に開けている必要もなければ、閉じている必要もありません。右側だけ開けておいて、左側は閉めておこう、でも良いのです。

この人たちとなら自分を裏切らずに相手のための行動できる、という人間関係が一つでもあると、「ハコ」のどこかは必ず空いていることになります。それが大事です。

「ハコ」が空いている状態とは、ベクトルの方向が少しでも相手に向いていることです。つまり、1mmでも空いていれば、完璧でないにしても相手のことを考える余裕ができます。相手のためを思う瞬間を少しでも作ることが誰とでも「ハコ」の外にい続けるポイントだと考えます。

あなたは「ハコ」に入っていますか?

最後に、自分が今「ハコ」に入っているかを確かめる3つの方法をご紹介します。

1「自分への裏切り」をノートに書き出してみる。

2 自分を正当化したり、相手を批判したりした経験を思い浮かべて、それは本当に相手に非があるのか問いかける。

3 自分は対峙する相手を「物」と見ているか、「人」と見ているか問いかける。

長い文章となってしまいました。
最近自分の「ハコ」に閉じこもっている自覚があり悩んでいた時に、以前先輩からいただいたのに、本棚に置きっ放しだった本を読んで、気持ちが軽くなったので書いてみました。

最後までよんでいただきありがとうございました。

今回参考にした本はこちら↓

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