国際フォーラムに参加して感じた素直な想い

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

1992年生。京都外国語大学にて国際教養学/外国語・日本語教育を専攻。JICA青年海外協力隊員としてアフリカ(マラウイ)へ赴任。情操教育の推進、初等算数や基礎教育に関する教員研修の実施、日本との国際交流活動など幅広く実践。帰国後、NPO法人e-Educationにて、プロジェクトマネージャーとして途上国の教育課題の解決に向けた事業推進を担う。現在は、「途上国と日本の共成長」をテーマに、国際的なWeb交流事業や、大学と連携した途上国フィールドワークプログラムの開発、及びソーシャルビジネスを展開するアジア・アフリカの連携機関へのインターンシップマネジメントのディレクター。

ジュネーブの最終日。3日間にわたって行われた「Global Shapers Annual Summit 2019」も今日で最後。昨日は、「日本人として主張していくことの価値」ということをテーマに、日本人のプレゼンス(存在感)をどう世界に発信していくか、について赤裸々に感じたことを書きました。

今日は、この3日間に渡って、いわゆる「国際会議」に参加して感じたこと、得たもの、広がり、深まった世界観について話したいと思います。

このブログが、これまでの3日間の集大成と思うとなんだか緊張するし、どうまとめたら良いんだろうとか、この記事を読んでくれた方がなにをかんじるのかな…とか、考えてしまっています。笑

そう考えすぎてしまうと…手が止まってしまいそうなので、何かのメッセージを発信するために!という視点ではなく、あえて自分のこの3日間を改めて整理するために、自分のための記事を今日は書いてみようと思います!

どんなことも最終的にはシンプルに

澄んだ青空のもとで

<今日のアジェンダ>
9:00 Plenary Discussion: Driving Bold Solutions
10:30 Impact Lab 2: Youth-Driven Solution in Asia
13:45 Impact Lab 3: Education and Employment
15:45 Closing Plenary: Creating Lasting Change
18:30 Farewell Reception and Dinner

今日もすごくてんこ盛りなスケジュール。笑
とはいえ、今日は最終日ということもあり、これまでに学んできたことやテーマをもとに、具体的なプロジェクトのカタチへ落とし込み、そのアイデアを他のメンバーに共有。そして、よりインパクトを発揮できるものにするため、ハブ同士が協働や連携できる方向性を探していくワークがメインでした。

議論してきた内容や話題はすごく抽象的なことだけど、それを具体化していく作業はとても大変で。長期的な展望やビジョンをもちながら、短期的なアクションを明確にしていくという作業は、誰もができるわけじゃないのか。と、他国のシェイパーとやりとりしながら感じたことです。

普段の仕事において、プロジェクトの0→1(ゼロイチ:立ちあげ)フェーズをしてきた経験がここにきて発揮できたのは、すごく自分の自信にも繋がりました。

その時に感じたこと。それは、やっぱり複雑なことこそ、シンプルさを追求してくことが大事なんだな、ということです。

特に、それぞれの背景やアイデンティティが異なる人と連携して動いてくプロジェクトにおいて、共通認識をシンプルにすり合わせる作業はとても重要で。まずは基本の5W1H「誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように」を定義し、そこから「なぜ」の文脈を深めていくと、より一層、その人の想いがこもったプロジェクトへと変化していくことを体感しました。

その想いがこもっているからこそ、他の人の心を動かし、巻き込みながら前進し、その社会の流れにあったカタチへと変化していくんだなーって。これから何かを研ぎ澄ましていくときも、そのシンプルさへと立ち返ることを忘れないようにしようと思いました。

ありのままの私で生きていく

シュワブさんとの一枚

世界154カ国、400名以上の多様性あるメンバーが集まる国際フォーラムに参加するチャンスをもらえたことは、本当にすごく光栄なことです。でも、その一方では、緊張と不安と責任感で押しつぶされそうになっていた自分がいたことも、もちろん事実でした。笑

だから、1日目とかは始終緊張しっぱなしで、みんなのしゃべる英語についていかなくちゃと気を張りまくり、私らしさなんてかけらもなかったな、と今では感じています。

でも、そんな私が少し気が楽になった瞬間は、「私って英語苦手なんだ、うまく伝えられなくて、ごめんね」って、笑顔で相手に打ち明けられることができたときです。これって、一見弱みを見せているようにも受け取れるんですが、実は、素直に自分をさらけ出せているという意味では強みでもあるんだなってことに気がついたんです。

今日のクロージングセレモニーの時に、世界経済フォーラムの創立者である、クラウス・シュワブさんが私たちにいってくれた言葉。

Look the strength. Never loose the time to negative.
Concentrate focus on the POSITIVE SPIRIT.

– ネガティブなことに時間を使うのではなく、自分の強みに目を向けていこう。
ポジティブな精神をもつことだけに集中しよう –

Klaus Schwab

このことは、リーダーシップにおいても大切なことだよ、と説明してくれました。この言葉を聞いた時、「あー、これからの日本人に必要な考え方だな」って思ったんです。どうしても自分に厳しくなりがちで、リスクヘッジや自分の弱みの克服へと時間をかけがちなのが、日本人の特徴だと感じていたので。(私自身もそうです。)

それが悪いというわけではなくて(そこにきちんと向き合えてきたからこそ、今の経済発展した日本があるわけで)、だからこそ、改めて今度は逆の視点に舵を切ってみることも時に必要なんだなと、実感しました。

そして、どんな時も、何歳になっても、学び続けるという姿勢は大切にしていこう。と心に決めました。これは、シュワブさんもおっしゃっていたことですし、私の尊敬する人たちはみんなこの姿勢を持っている人たちだから。

日本人としてこのフォーラムに参加し、時にそのプレゼンスの弱さに悔しさというか、虚しさも感じました。ただ、その経験から学んだことは、理解されない、共感されにくい視点にこそ、価値を生み出せる要素があるということです。それが、先を歩み続けるということなんだなと学びました。

この3日間、新たに出逢い、つながった他国のシェイパー、そして支え合いながら仲を深めることができた日本のキュレーター。日本から私を応援してくれた方々。本当にありがとうございました。

明日、日本に帰国します。
今回の経験を、これからも私らしく発信していきます。
そして、ありのままの私らしいライフスタイルを私が築いていくことで、これからも自分らしく生きていける人が増えていくことをねがいます。

じわじわと、少しづつ。ありのままの私で。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です