何かを得たら、何かを失う

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1985年生。早稲田大学国際教養学部、米国Portland State Universityにて文化人類学専攻。 新卒でベネッセに入社。学校教育コンサルティングに関わる。新しい働き方・学び方創りに関わり、社外の活動としてスポーツ、キャリア教育、地方創生、途上国支援など複数のNPO、NGOの立ち上げに関わる。 世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Shapers Communityメンバー。関西学院大学非常勤講師。

最近、いろんなところで感じていることが、この、「何かを得る。と同時に、何かを失っている」ということ。

仕事でもプライベートでも、どんなシーンでも良いと思うのですが、一生懸命頑張って、物でもお金でもチャンスでも名声でも、いろんなものを得ることがあります。そのときは、得られたことが嬉しく、一つの成果というか成功というか、”良いこと”ですよね。当然気持ちは嬉しいし、間違っていなかった、自分はよく頑張った、と胸を晴れると思います。

つまり、「得る」ために頑張ってきたので、当然意識は「得られた!」というプラスのものに向けられると思います。

ただ、得たことと同時に、何かを失うことにもなるのかなと思っています。シーンによっても異なりますが…

”携帯電話”を得たことで、いつでもどこでも連絡がくるので、「仕事や連絡から開放される自由な時間」を失ったかもしれません。

”家の近くにコンビニ”を得たことで、「物を大切する気持ち」や「商店街のおっちゃんとのコミュニケーションの機会」を失ったかもしれません。

”冷凍食品”を得たことで、「時間をかけて手作りしてくれる愛情」を受け取る機会を失ったかもしれません。

”奨学金”を得たことで、「必死にお金をためる努力の機会」を失ったかもしれません。

気づかないうちに失っているもの

物事には、表と裏が必ずあると思っています。強みがあるから、弱みがある。得ることによって、とある考え方をすれば、やっぱり失っているものもあると思うんです。

物事の本質を考えること、つまり、表と裏を両方考えることは、大切なことかなと感じています。得たい得たいとずーっと考えているよりも、その反対側を考えてみることで、また違った世界が見えるかもしれません。

出逢いと別れ

人との出逢い。これも、新しい出逢いがあれば、人との別れもあります。

「出会いは世界を広げ、別れは人生を深めてくれる」

私が好きな言葉です。

出逢いがあれば、別れがある。別れは、悪いことではなくて、別れがあるからこそ、出逢いがあるんだと思います。人生、世の中、社会、すべてのことを自分がコントロールすることはできません。さまざまなことに対して、物事の表側と裏側を、すこしでも考えるようにすることで、世界はとても彩られてみえるかもしれません。

終わりと始まり

様々なプロジェクトを行う上で、最近大事にしたいなと思っているのが、「終わりを決める」ということです。

これは、以前TVで見た内容がとっても印象的だったので、実践したいなと思っています。

それは、どこか(忘れました)海外でラーメン屋さんを営んでいる日本人の方の特集のテレビ番組でした。そのラーメン屋さんは、すっごく人気で繁盛しているんですが、「1000日限定」のお店なんです。

どれだけ人気で、どれだけ儲かっていても、1000日の営業をしたら、お店を閉じると。

その方がインタビューで話をしていたのが、

終わりの日があると、「時間を無駄にしてはいられないな」という気になる。だから、1日1日を大切に過ごそうと、一生懸命になれる。逆に終わりがないと、妥協したり、明日でもいいかとなったりしてしまう。終わりがあるから、気持ちが入る。

このようなことを話されていました。

やらないことを決める。
終わりを決める。

難しいことではありますが、これから実践していきたいなーと思うことでした。

じわじわと、一緒に少しずつ。

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