リモートワークのコミュニケーション

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1985年生。早稲田大学国際教養学部、米国Portland State Universityにて文化人類学専攻。 新卒でベネッセに入社。学校教育コンサルティングに関わる。新しい働き方・学び方創りに関わり、社外の活動としてスポーツ、キャリア教育、地方創生、途上国支援など複数のNPO、NGOの立ち上げに関わる。 世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Shapers Communityメンバー。関西学院大学非常勤講師。

インターネットによって、いつでもどこでも仕事ができるというか、いろんなことができるようになりましたよね。特に、いまやポケットWi-Fiとかも含めどこにいてもZoomとかスカイプでオンラインで顔を見ながらやりとりができる。ある程度のことは、オンラインでできるなと。自分の仕事の仕方も、結構変わりました。

そんな中でも、SlackとかLINEとかFacebookメッセンジャーとか、チャットツールでコミュニケーションをとることがものすごく増えました。というか、便利だから仕事は基本Slackで、みたいな感じの人も増えているのではないかなーと思います。たしかに、便利。気楽、気軽。一気に複数の人にメッセージを送れるし。

今回は、そんなチャットコミュニケーションについて感じていることを書きたいと思います。

発信よりもリアクションが大事

いまは、いろいろな人と一緒に、あーだこーだ言いながら仕事をしています。いろんな人に頼ったり助けてもらったり、アドバイスをもらったりお願いをしたり。なかなか直接会う機会は少なくとも、メッセージを送ったら、ほんの1分ですぐ返信が来る、なんていう時代になりました。

そんな中、5人とか10人とか、グループに対して一斉にメッセージを送るときがあります。これは、難しいというか、いろいろ根本的な反省も含めてですが…

コトバを選びながら、端的でわかりやすく書こう書こうと努力すればするほど、「伝わったかな」「よかったかな・・・」とか気にする自分がいます。そのリアクションが見えないので、気になってしまうというか。

これは、自分が逆の立場のとき、つまり大勢が入ったグループで発信されたメッセージ内容に、少したつとついていけないというか、なんか自分ごとじゃない感、を私も感じているからなのかなと思います。

ぱんぱんと他の人がコメントしてたりしたら、タイミングを失うので、「自分に向けられたメッセージじゃない。自分は重要じゃない」みたいな気持ちも出てくるというか。

また、サイレントマジョリティというか、大きな反対意見もないし、これといっていいアイデアも浮かばない、「一旦静観」みたいなこともありますよね。見てるし、考えてるけど、一旦スルーみたいな。自分もあります。

いずれにしても、相手の立場にたったときにも、やっぱりリアクションって大事だなと感じていますし、意識的そうしよう、そう思っています。スタンプうったり、一言だけでも返信したり。社会人の基本、みたいなところで言われそうではありますが、ライトなチャットコミュニケーションのときにも意外に大事かなと、最近感じています。

発信は楽だけど、そのあとが大事

という、リアクションの話もありますが、最近それよりも、「楽にメッセージが送れる」のは、全てがいいことでもない、そんなふうにも感じています。楽に送れるがゆえに、なんというか重要感がないというか、さっとしか見られない、みたいな。

これからの時代、コミュニケーションは時間、そんなふうにも感じています。いままでは、効率とか生産性とか、いちいち言わなくてもいいことは言わない、会議は短く、みたいに心底思っていました。話す必要ある?みたいな。

でも、きっとそれは嫌でも顔を合わせていたり、ただでさえたくさんのコミュニケーションの時間があったら、「多いから減らそう」ということであったのかなと。今のように、直接会う機会自体がかなり少ないときには、「少ないから増やそう」という発想のほうが、フィットしているのかもしれません。

とは言え、みんなそれぞれ忙しいし、それぞれのライフスタイルがあります。相手の時間や状況に思いを馳せて、リスペクトしながら、時間を使う、時間を使って相手を知る、自分を知ってもらう。

そんなことが、贅沢な時間の使い方なのかなと、思います。

試行錯誤しながらですが、濃密で豊かなコミュニケーションの時間を増やしていけたらと思います。

じわじわと、一緒に少しずつ。

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